2015年9月
北関東や東北を中心に大きな被害をもたらした記録的豪雨。
屋根の上に柴犬とご夫婦が取り残されていたのを自衛隊のヘリに救出された映像は皆さんご覧になったのではないでしょうか。
この時、ワンちゃんは手提げ袋に入れられて自衛官とご主人さまの間で救出されていました。
そして、
陸上では猫ちゃんが救急隊員に救出されていましたが、その際、洗濯ネットに入れられていました。
猫ちゃんは人見知りが大きく知らない人に抱っこされてもウギャーって逃げてしまうことが多いんですよね。
病院とか連れて行く時も逃げたりしないように洗濯ネットに入れて連れて行くという事も本などでは紹介されています。
洗濯ネットでネコ救出に専門家も認める「グッジョブ」な理由
日本愛玩動物協会によると、
動物病院に連れて行く時や災害現場などではパニックになってしまうネコが少なくないそうです。
洗濯ネットに入れる方法は協会も推奨しており、パニック状態のネコを傷つけず安全に運ぶことができます。場合によっては、ネット越しに注射などの処置もできるそうです。
なぜ洗濯ネットを使用すると良いのかというと
猫が落ち着く
猫は狭い所が大好きな生き物です。
洗濯ネットは猫ちゃんが好きな狭さがある空間になるので洗濯ネットに入ると落ち着くとも言われます。
そして、
落ち着いた猫は抱っこがしやすく突然腕から逃げ出してしまう心配が少なくなるので災害時での救出・運搬や病院での処置などに適する訳です。
我が家のブルーにゃんはハーネスを着けて病院へ連れて行っていますが、何かのために一応ブルー用の洗濯ネットは用意しています。
何かがあった時のためにペットとどう避難するかなど、改めて考えさせられています。
こういうのも参考にしたらいいですよね
↓ ↓ ↓
洗濯ネットは脱走防止・爪切り・投薬などにも使えます
先程もすこし書いていますが災害時の救出だけでなく
- 病院等の外出時の脱走防止
- 注射などで暴れないようにする
- 自宅でスムーズに爪切りをしやすくなる
- 目薬等の投薬を大人しくすることが出来る
などがあります。
爪切りや目薬などは嫌がって暴れたり逃げたりしちゃいがちですが、洗濯ネットにサッと入れてサッと処置してあげることが出来ますね。
爪切りは粗目のネットだとその穴からパチンと切れます。
洗濯ネットは便利だけど注意も必要です!
当たり前のことですが、
いくら狭い所が好きと言っても猫個体それぞれに個性があります。
当然嫌がってしまう猫ちゃんもいるでしょう。
その時に無理矢理入れてしまうとトラウマになって二度と入ってくれなくなる可能性も・・・
また閉じ込められることがストレスになる場合もあります。

早くだしてくれにゃ~~
災害時などいざという時の為に前もって少しづつ慣らしておくか、
それでもダメなようなら別の方法を考えておく必要があることも忘れないでくださいね。